2005年02月03日

ブライアンウィルソン SMiLEコンサート

brian.jpg2月2日愛知県厚生年金会館 ブライアン・ウィルソン SMiLE コンサート
まず一言。よかった!
正月明けてからこの日のために無休でがんばった。
電話は留守電、メールは携帯へ転送し、並みいる仕事メールをバッタバッタと素早く打てないものだから、ポチ・ポチ・と短文で明・日・や・り・ま・す。と返信し、会場前で電源を切った。
フフフッ・・これからはショータイム!
1967年ビーチボーイズ時代に発売直前にお蔵入りになった幻のアルバム「SMiLE」。
37年ぶりに全曲新録音で奇跡の復活を遂げ、世界的に注目されている「SMiLE」をひっさげてのコンサートだ。
当時60年代後半からドラックに溺れ心が壊れ廃人同然になっていたブライアン、その後音楽シーンから離れていたものの、90年代初頭からソロ活動を意欲的に行い、なんだか壊れていた青春時代を初老の年になってから貪欲に取り戻そうとしているかのようだ。そして純粋に音楽を楽しんでいるように見える。
60年代後半は小学生低学年だったので僕はリアルタイムでは知らないけど、50代以降のファンはまさにリアルタイムで当時の様子を知っているだろうからこのコンサートへの思い入れは並大抵ではないだろう。
brian2.jpg
(↑ブライアンのHPからちょっと拝借。)
さて、そのコンサート、席は前から7列め、ステージから約10m。肉眼でもバッチリだ。
いよいよ始まった1曲目はビーチボーイズ時代のバラードの名曲「サーファーガール」。
11人構成でアコースティックとアカペラではじまり、ビーチボーイズ時代の曲を約1時間で第一部終了。15分の休憩が入った。(2部構成って珍しい)
さて2部はいよいよ「SMiLE」。8人の弦楽器メンバーが加わり、CDの通り全曲やってしまった。
SMiLE「SMiLE」は組曲みたいな構成で曲と曲がつながっていて、まるで聞く演劇みたいな作品です。
エンデイングは名曲「グッドバイブレーション」、この曲で全員総立ち大フィーバー!
アンコールではビーチボーイズ時代の「サーフィンUSA」などのおなじみのロックンロールナンバーをてんこ盛り。2回目のアンコールでの最後の曲は、この世のポップミュージックの中でもたぶん10本、いや5本の指に入るであろう名曲「Love&Mercy」だった。しかも最後のフレーズが微妙に転調するという初めて聞くアレンジで感無量。
東京公演の後なので声の調子はそれほど良くなかったものの、最高のパフォーマンスだった。

ところで名古屋では外タレはお客が入らないので有名だけど、ブライアン・ウィルソンでさえ例外ではなかった。
2階席はひとりもいない。1回席でさえ、後ろの方はガラすきだった。(T_T)
だから名古屋飛ばされちゃんだよなぁ。。

ビートルズのプロデューサーだったジョージマーティンは、
「今生きているミュージシャンの中で、ポップミュージックの最高の天才をひとり選べと言われたら。それはブライアン・ウィルソンだ」と語ったそうだ。ポール・マッカートニーではなく。
ポールはイギリスで"サー"の称号を与えられた。ブライアンは名古屋では”さぁー”(誰?)って感じか・・・。
認知度は実力に比例しないという典型的な例だということでしょう・・・。

そうだ。コンサートの最後に、ギタリストがギターを裏返して両手で持ち上げた。
そして、そのギターの裏には「SMiLE」って書いてあった。
それでもう一度最後にHAPPYな気持ちになりました。
Thank you "SMiLE"!!

Posted by day at 2005年02月03日 01:40