2005年02月12日

火の玉ボーイ 鈴木慶一

1975年(昭和55年)にリリースされた鈴木慶一(ムーンライダース)のデビューアルバム火の玉ボーイの2001年リマスター版を入手。
当時高校生の頃よく聞いたアルバムだ。30年経って改めて聴いてみた。
当時高校生の僕には解らなかったアレンジの深みと昭和への郷愁が40を過ぎた今じんわり利いてくる。やっぱりこれは名盤!と再認識。

そして改めて参加ミュージシャンを見てみると、ス・スゴイ・・・
細野晴臣、矢野誠、(デビュー直前の)矢野顕子、斉藤哲夫、南佳孝・・・
鈴木慶一らまだうら若いミュージシャン達のセンスの良さと、演奏力歌唱力のレベルの高さに改めて驚かされる。
ちょうど、はっぴいえんどやあがた森魚なども同じように日本のロックの礎を築いた頃だ。
この頃は歌謡曲とは一線をおいた彼ら日本のロックシーンが存在した。
彼らはテレビにも出なかったし(出られなかった?)、どちらかと言うとアンダーグラウンド的な存在でまたそんな位置を望んでいたような感じもあった。
それから徐々に歌謡曲の歌手に曲を提供したりプロデュースしたりと徐々に融合して行く部分もあるけれど、やっぱり露出度は低いので知る人知る的な感じになってしまう。だからいいのだけど。

新しい音楽ももちろん楽しいけど、昔の音楽を改めて聴いてみると、郷愁の中に、当時は理解できなかった味わいに出会うこともある。2曲目の「スカンピン」など聴いてると、お金はなくても、なんとなく楽しかった昭和の香りがしてくる。
今の若者達にも是非聴いてもらいたいと思う。今のおじさん(昔の若者)ミュージシャンのレベルはこんなにも高かったんだよ。

Posted by day at 2005年02月12日 10:11