2005年08月06日

原爆記念日

今日はヒロシマの原爆記念日。3日後の8/9はナガサキの原爆記念日。
僕は長崎生まれなので、他県の人よりも原爆については少し身近に感じている方だと思う。
長崎の小学校では8/9は登校日で、学校では原爆体験者の体験談を聞いたりする機会を設けていた。午前11時2分の投下の時間には長崎の街にサイレンが鳴り、道行く人も足を止め黙とうをする。ここ愛知県に移り住んでから、11時2分にはサイレンは鳴らないので、つい忘れてしまうこともある。戦争も原爆投下やその悲惨さも、こうやってだんだんみんなの記憶から薄れて行くのは、とても危険なことだと思った。

昨日、民放で戦後60年記念番組でヒロシマの原爆についてやっていた。
その中の企画で、原爆開発研究者のひとりで、ヒロシマ原爆の投下の飛行機にも同乗し、撮影も行ったというアメリカ人博士が、初めて広島を訪れ、原爆資料館を見学し、被爆者の方との対談を行った様子がやっていた。
被爆者の方は当然のことながら原爆という大量殺戮兵器の開発や投下したことに関して、その博士に反省と謝罪の気持ちがあるかどうかを確かめたが、
その博士は一貫して謝罪の意思はないと断言し、さらに最後に「リメンバー・パールハーバー」と言い残した。この言葉を聞きながらさぞ絶望感を感じたであろう被爆者の方は、別れ際にはちゃんと握手をする様子に日本人の礼儀正しさを感じた。(僕にはできないかもしれない)

この博士は残念ながらただの世俗の人であり、人格者ではない、と思った。
権力者、そして世界平和を左右するような研究をする科学者達に、人格が欠けるとほど恐ろしいものはないです。

広島が世界初の被爆地、長崎が世界最後の被爆地のままであってほしいと願います。

Posted by day at 2005年08月06日 13:13