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ゴア
〜Goa〜
"70年代ヒッピーの聖地"ゴア、とりあえず今回の唯一の目的地である。
プリーからひとりぼっちで列車を乗り継ぎ72時間かけてやって来た。
3日間列車で過ごしたのでホテル代もいらず安あがりだった。
とりあえず、カラングートビーチの近くに宿を確保し、さっそくビーチへくりだした。・・・
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やっとゴアに着いた。プリーを出て72時間、まさかこんなに時間がかかるとは思わなかった。
普通、プリーからゴアだとマドラスを経由して行くのだけれど、地図を見ると遠回りのようだったので
最短距離を通ってきたのが間違い、かなりローカルな路線だったらしく乗り継ぎにめちゃくちゃ時間がかかってしまった。
その代わり運賃は安かった。ホテル代も浮いた。あ〜よかった。
毎週水曜日、となりのアンジュナビーチでフリーマーケットが行われる、というので、3人娘(ちひろ、じゅん、マック)(←探し人へ飛ぶ)と出かけた。 ここは有名なヌーディストビーチだ。もちろん足早にまずビーチへ急いだ。ほっ本当にスッポンポンだ!西洋人の女も男(見たくないけど)もみんなスッポンポン! 驚いた!もう一度言うけど本当にスッポンポンだ!いやいやこりゃすごいです。上の毛が金髪なら下も金髪なんだぁ。・・ 近くを通ったり、あぐらなんかかいてたりされると嬉しいけど目のやり場に困る。(本当は困らんけど) いいとこだ。アンジュナは!ただ男のブラブラはいかん!美しくない。隠してほしかった。
ところでフリーマーケット、インド人の露天商から長期滞在者のヒッピーの持ち物売りまでいろんな物が売られていてとても楽しい。
そこでヒッピーが自分で作ったココナッツの茶碗(ココナッツを削ってきれいにペーパーかけたもの)がすばらしく、買わなかったけど自分で作りたい衝動にかられた。
さっそくカラングートに帰ってココナッツを買い、手持ちのナイフでせっせと削る毎日がはじまった。
とにかくゴアでは何もする事がない。朝起きて、近くのレストランで朝食を食べる・・ビーチに行く(ココナッツを削る)・・昼ごはんを食べる・・午後ビーチへ行く(ココナッツを削る)・・
夕方、夕ごはんの買い出しに行く・・3人娘が自炊する(ごはんが出来る間ココナッツを削る)・・夕ごはん食べる・・うんこして寝る。
の繰り返しを約2週間続けた。あきもせず。自作のココナッツの茶碗は(市場で買ったサンドペーパーで)仕上げをして見事に出来上がった。
さっそくチャイ屋へ行って、「この器についでくれ!」とおやじに頼んだ、苦労して作ったMY茶碗で飲むチャイは格別だった。めでたしめでたし。
(あの茶碗どこ行ったんだろう?)
日本の人口約1億2千万人(?)の内、自分のうんこを豚に食べられる様子を目の当たりにした人が何人いるだろう?
きっとあんまりいないと思う。少なくとも自分のまわりにはひとりもいない。別にいばるわけだけど、そんなあんまりいない人になっちゃったもんねぇー。
ゴアの『豚便所』は話しは噂で知ってたけど、実際体験すると結構妙な気分だった。ほんとに自分のうんこを食べてる。しかも美味しそうに。
ゴアのビーチ近くの安宿(宿といっても人家で持ち主がシーズン中旅行者に貸している)では普通家の中には便所はない、家の離れにその『豚便所』はある。
バナナの葉で囲われており、中にコンクリートの台がある。そこで用を足すと滑り台を滑ってうんこがバナナの葉の囲いの穴から外へ出る。そのうんこを野豚が
食べる・・というシステムだ。下水も何もいらない、うんこもムダにならない。豚くんには白豚と黒豚がおり、日中はそこらへんを走り回ったりして遊んでいる。
誰かが『豚便所』へ入ると目ざとく見つけて、その便所へ寄って来る。白豚は用を足すまでおとなしく待ってくれるが、黒豚はとてもいやしい!穴から顔を突き出し
ブーブブー(早くうんこしろ!)と催促する。おしりのすぐ下に黒豚の顔がある状況!
黒豚の鼻息をしりで感じながらのうんちタイムはとっても妙!最初は便秘になってしまった。
でもなんてたくましい動物なんだろう豚くんって。あ〜そうか、だからインド人って豚肉食わないんだ・・。こりゃ食えんわ。
ゴアへ来て、はっと気付いたら17日過ぎていた。あまりにも住み心地が良いのでゴアから出たくなくなった。 そんなある日、いつものように朝、近くのレストランで朝ごはんを食べた、その時羊の冷たいミルクがとても美味しかったので、おかわりして飲んだ、 その後じゅんといっしょに違うレストランへ行き、バナナジュースを飲んだ、3分の1飲んだところから急に気分が悪くなった。 飲みかけて宿に戻ったが、それから大変だった。上から下からゲーゲー、ピーピー。・・・「コレラだ!」「とうとうコレラにかかってしまった!」 「こんな異国の地で俺は死ぬのか・・?」「ここで死ぬと家族に連絡が入るまで何日かかるだろう?」「いや、連絡はいかないかもしれない」 「ああ、まだ23才なのに・・」などと苦しい中いろいろと考えた。3人娘も心配してくれ、その日は彼女達の宿で丸一日寝た。(僕の宿はすぐとなりだけど) もうだめだ!と思ったら、次の朝、目がさめた時はケロッと良くなっていた。「コレラじゃなかった!良かった。」ミルクにあたっただけだった。 体調も戻った事だし、これは神様がはやくここから出なさいと言ってくれた様な気がして、次の日みんなに惜しまれながらゴアをあとにした。 |
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