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極上の音楽を求めて
私は音楽が大好きです。音楽なしの人生なんて考えられないほど、でも音楽評論家じゃないのでマニアックな知識はありません。 ただ感覚的、直感的に自分が聞いて気持ちの良い音楽を紹介したいと思います。 極上の音楽とは、"商品"としての音楽ではなくアーティストが作る"作品"としての音楽の事です。 "商品"が氾濫する中、その中から数少ない"作品"を探すのは大変です。あなたの知ってる"作品"も僕に教えてください。
《極上の音楽を求めて目次》

1.ジョニミッチェル<98.12.12>
2.モンゴル、馬頭琴とホーミーを生で聞いた
3.カサンドラ・ウィルソン<99.1.26>
4.ホーミーお詫びと訂正<99.4.14>
5.アーロン・ネヴィル<99.4.14>
6.ジョンレノンが死んだ日<99.5.24>
7.野澤享司22年ぶりの復活!<99.7.2>
8.マイクオールドフィールド<99.8.27>
9.本物のロックンロールを熱く語る<99.11.01>
10.1999年ベストアルバム発表。<'00.1.23>
11.「イマジン」リマスタ盤レポート<'00.2.20>
12.XTCはやっぱりエクスタシー<'00.6.23>
13.コンパイ・セグンドJAPAN TOUR<'00.12.02>
14.”胸キュン”ミュージックあがた森魚<'02.1.1>
15.ブライアンウィルソン名古屋公演<'02.2.25>
極上の音楽その1

星の数ほどある音楽の中から自分にあった音楽を探すのは至難の業、いくつかは見つかったけどまだその存在に気付いてない音楽がどこかに潜んで いるかと思うと楽しみでもある。良いものを探す場合、自分の好きなアーティストの作品ならわりと安心して買えるものだ。それが気に入ろうが入るまいが"作品"に変りはない。 僕を本格的に音楽の道へ誘い込んだのは多くの人もそうだったように"ビートルズ"だ。 でもいまさら"ビートルズ"について語ってもしょうがないので多くは語らないが、何がすごかったかというと、 彼らが作った音楽は"作品"としても"商品"としての価値も全世界的にトップクラスだった事。 "作品"と"商品"の両立の難しさはアーティストの永遠のテーマかも知れないが"ビートルズ"は簡単にやってしまった。 もし、あなたがまだ"ビートルズ"をしっかり聞いた事がない人ならあなたは超ラッキーな人です!本当にうらやましい。 出来る事ならあなたに変りたい!だって今から新鮮な"ビートルズ"を聞くチャンスがあるから・・。

ブルー ところで、今回は僕の好きなミュージシャンのひとり「ジョニ・ミッチェル」を紹介したいと思います。 このジョニおばさんは〈ミュージシャンズ・ミュージシャン〉と言われる方でアーティスト中のアーティストです。自分の生きざまをそのまま音楽という形に変えて歌い続ける数少ない一流ミュージシャンと言えるでしょう。 その作品も流行とは無縁の独自の音楽で、どのアルバムもはずれはないので聞いた事のない人はぜひ聞いて見てください。 またこのジョニおばさんはギターもじょうずで、自分で勝手に"オリジナルオープンチューニング"を考案しその不思議なオープンコードがかもしだす雰囲気が ジョニおばさんの音楽を心地良いものにしているのです。
サンプル曲はここで聞けます→http://www.musicblvd.com/
ギターを弾かれる方にも大変参考のなると思います。
また曲ごとのチューニングがジョニのホームページで紹介されています。
興味のある方はどうぞ!→ジョニホームページhttp://www.jonimitchell.com/


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極上の音楽その2

1998年12月13日、な、なんとモンゴルの馬頭琴とホーミーのチャリティーコンサートが開かれるという願ってもない情報を聞き、さっそく義理の弟家族といっしょに見に行った。 馬頭琴はモンゴルの民族楽器でバイオリンを大きくした様なもので、弦は2本に見えるが実は40数本の束1本、20数本の束1本、合計約70本から成る。どうりで重厚なサウンドが出るわけだ。 ホーミーは以前、ユーミンがHNKの番組でも取り上げていたが、聞いた事がない方に言葉で説明するのはかなり難しいけれど、一聴すると日本の詩吟みたいなダミ声かお経みたいに聞こえるが、実は良く聴くと 共鳴音が涼しい口笛のように聞こえてくる。要するに二つの音を同時に発しているのです。この発声方はモンゴルにしかないそうです。はっきり言ってすごすぎる。 僕は10数年前に民族音楽にくわしい友人からレコードを聞かせてもらったのが最初だけど、その時は唖然としました。かなり世界的にも限られた地域の限られた人しか出来るわざではないので、それを生で聴けるという事は 超ラッキーな事なのです。

安城市の文化会館で行われたこのミニコンサートは、みかわ市民生協が主催し、長久手の愛知医大病院に入院している、難病のモンゴルの男の子(9才)への資金援助のためのチャリティーコンサートだった。 500ぐらい入る会場に、なんと50人くらいしか入ってなかった!もったいない・・・。宣伝不足だったのかなぁ。自分も前日に義理の弟から聞いてはじめて知ったぐらいだから・・・。 それはいいとして、馬頭琴の演奏とホーミーの歌い手は『トゥムルバートル・ハルバートル』さんという22才くらいのやさしそうな青年だったが、馬頭琴での弾き語りもホーミーも超一級品だ(きっと)。ホーミーにいたっては、 7種類の発声方も披露してくれた。感動ものだ。行ってよかった。 音楽については、1万字の文章よりも実際に聞いてみるのがはやいので、まだ聞いた事のない方はぜひ機会があったら聞き逃さない様にしてくだい。 CDも結構出てるみたいですが、詳しい事は知りません。(ゴメンナサイ)


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極上の音楽その3<99.1.26>

僕は音楽雑誌はめったに買わないが、年頭に出るミュージックマガジンだけは必ず買うようにしている。 なぜなら、前年の年間ベストアルバムの特集だから。選ぶ人の独断と偏見が入っているものの、1年間に発売される膨大なCDを自分で全部聞くのは不可能だし、 ある程度その特集で絞り込みが出来るから自分にとっては便利なのです。その特集ではいろんな評論家が10枚ずつベスト10をピックアップしてますが、その中から自分と趣味が合いそうな人が選んだものを買ってみるとハズレがあまりない。 そんなことで僕はいつもピーターバラカンの選んだCDはなるべくチェックしてますが、その中で出会ったのがこの”カサンドラ・ウィルソン”!、ピーターバラカンさんありがとう!こんな良いやつ教えてくれて。 ピーターバラカンももろ手を上げて絶賛してた通りこれぞ極上という作品でした。

ブルーライト ニュームーンドーター もともとジャズ歌手の彼女がブルーノート・レーベルに移籍してから開花したようです。移籍前のアルバムはたいした事はなさそうですが、移籍後の「ブルーライト」「ニュームーンドーター」は極上です。 「ブルーライト」にはブルースの元祖的存在、ロバートジョンソンの”カモン・イン・マイ・キッチン”のカバーや(アコースティックギターがめちゃくちゃかっこいい!)、「ニュームーンドーター」にはU2、ニールヤングのカヴァーもあり内容的にも多彩。 とにかく鳥肌ものの歌唱力と演奏、録音技術のクオリティーの高さに驚かされます。とにかくゾクッとくる名盤です!ぜひ興味のあるかた一聴をお勧めいたします。 特に「ニュームーンドーター」の2曲め”Love is Blindness”(U2のカヴァー)は圧巻です。
ジャケットは左が「ブルーライト」、右が「ニュームーンドーター」(96年)です。


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極上の音楽その4<99.4.14>

先日、北海道のホーミー研究家(嵯峨さん)の方からご丁寧にメールを頂きました。ぼくは 極上の音楽その2で、ホーミーの発声法はモンゴルだけと書いてしまいましたが、実はモンゴルだけじゃない様です。 お詫びして訂正いたします。世の中ひろいもので、ホーミーについてこんなに詳しい方がいるとはありがたいかぎりです。 その方はホームページも公開していてそこでホーミーの声も聞く事ができます。ぜひ興味のない方も一度は聞いてみてください。 貴重なページです。嵯峨さんどうもありがとうございました。
のどうたの会のホームページ・・・
http://www.mmjp.or.jp/booxbox/nodo


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極上の音楽その5<99.4.14>

プロレスラーじゃない! この写真のおじさんはプロレスラーでも腕相撲チャンピオンでもありません。 りっぱなミュージシャンなのです。あのネヴィルブラザースのアーロン・ネヴィルという方です。 声から先に知った方は写真を始めて見た時、100人が100人びっくりした事でしょう。僕もそのひとりです。 その美声はこの風貌からは想像もつかないほど透明感があり、得意とするファルセットボイスは女性的でもあります。 今回は、彼の4枚めのソロアルバム「ウォーム・ユア・ハート」(91年)を紹介します。 実は彼のソロを全て聞いたわけじゃありませんが、たぶんこのアルバムがベストでしょう。(実は最近はじめて聞いたのですが・・。)

このアルバムにはリンダロンシュタットなどが特別参加してたりしますが、特に僕が感動したのは3曲めの「It feels like rain」。 細かい事ですが、0:43秒と0:46秒あたりのアーロンの声にかかったリバーブ(残響)の奥行きの深さ!そして特別参加のライクーダーのなにげなく絡んでくる みごとなスライドギター。曲全体がとろけるけるようなサウンドに仕上がっています。久々の鳥肌ものでした。ぜひぜひ聞いて頂きたい名曲です。

「ウォーム・ユア・ハート」

アーロン・ネヴィル「ウォーム・ユア・ハート」

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ジョンレノンが死んだ日
john
1980年12月8日、僕は20才、その時の事は今でも鮮明に記憶している。

テレビをつけるといきなりジョンの「スタンド・バイ・ミー」のプロモーションビデオが流れていた。僕は思わずうれしくなっていっしょに歌い出した。 ところがそれは夕方のニュースの中での放送だと次ぎの瞬間わかった。そして仰々しい男のアナウンサーが言った「今日未明、元ビートルズのジョンレノン氏が何者かに射殺されました。」と・・・。 えっ!・・・っと沈黙したあとかなり僕は動揺したらしい、状況がわからないとなりにいたアメリカ人が「どうしたの?どうしたの?」とたどたどしい日本語で僕に聞いた。 僕はたどたどしい英語で「John Lennon die」と答えた。 とにかくその日、テレビを付けてから「John Lennon die」と答えるまでなぜかはっきりくっきり記憶している。それから後はまるで記憶がない。

ジョンの歌はやはり極上中の極上だ。「イマジン」は永遠の名曲であり理想郷だ。また「マザー」は日本人にはぜったい歌えない曲だ。いきなり”マザー!”の叫びではじまる、日本語にすると”おかぁーさぁーん!”だ。こんなん 歌えるわけない。「ジェラスガイ」では素直に”僕は嫉妬深い男だ”と歌う。これも普通真似できない。ジョンの歌はやはりジョンが歌わないとサマにならない。 僕の音楽のルーツはブルース、ロックンロール、そしてやっぱりジョンレノンだ。

ジョンが死んで来年で20年が経つ。来年僕もジョンの享年と同じ40才だ。
ジミヘンより坂本竜馬よりも長く生きているんだ、来年はジョンと同じ年になる・・なんか複雑な気分。


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